中学生の家庭学習

Vもぎの受け方完全ガイド
会場の選び方・時間・持ち物・親の送迎まで解説

藤井りょうこ

2人の子どもを育てた経験と、元塾講師・大手学習塾勤務で培った知識を活かして情報発信中。 のべ300人以上を個別指導し、わが子2人も偏差値60台の都立高校に合格。 がんばりすぎずに成果を出す、親子の勉強サポート術をお届けします。

中3の息子がV模擬を受けるんだけど、会場の選び方とか送迎はどうすればいいのかな

「V模擬を受けることは決めたけど、当日の流れや準備がよくわからない…」

「親はどこまで関わればいいの?付き添いって必要?」

そんな不安を感じている保護者の方へ。

この記事では、実際にV模擬を受けるときの

  • 当日の流れ
  • 持ち物
  • 会場選びのポイント
  • 親の関わり方

を、塾講師と保護者の両方の視点からわかりやすく解説します。

公式サイトで確認できる情報に加えて、「会場はどう選ぶ?」「親は送迎する?」「当日は何に気をつける?」といった、保護者が迷いやすいポイントも実体験を交えてまとめました。

初めての模試でも、落ち着いて受けられるように準備しておきましょう。

この記事でわかること

  • Vもぎの受験当日の流れと持ち物
  • 親は一緒に行くべきか・送迎の注意点
  • 会場選びと申込方法のポイント
  • 何回受けるのがベストか
  • 判定結果の見方と復習のコツ
Vもぎを受験しに向かう中学生の様子

Vもぎを受ける目的と申し込み方法

Vもぎはなぜ受けるべきなのか、そして実際の申し込み方法について紹介します。

中3で模試を受ける理由とは?

模試を受ける目的はズバリ、「現在の実力を把握すること」と「入試本番に向けたシミュレーション」の2つです。

特に都立高校のように倍率が高く、1問で合否が分かれる入試では、模試での経験が大きな力になります。

初めて模試を受けたときは、時間配分に失敗したり、緊張で頭が真っ白になったり……。

でも、何度か受けるうちに「ペース配分」「集中力の持続」「会場の雰囲気」にも慣れていきます。

練習だからこそ、失敗できる。
これが模試の大きな価値です。

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Vもぎの申し込み方法と注意点

個人で申し込む場合、申し込みは進学研究会の公式サイトから行います。

受験会場は「先着順」ではなく、各回ごとの申込期間内で受け付ける方式なので、焦らず期間内に申し込みましょう。

ただし、希望会場に座席数以上の申込があった場合は、全ての申込者を対象に抽選を行います
抽選にはずれてしまった場合、自動的に近隣の会場へ割り振られることになっています

抽選後に決まった会場が嫌だからといってキャンセルはできないので要注意(これは塾申込みでも同じです)。

確定会場はもぎ当日の9日前から「申込画面」で見られるので、必ず確認してください。

Vもぎの受験料は通常1回4,900円(税込)ですが、3回以上まとめて申し込むと1回4,500円(税込)になります。

1回あたり400円の差があるので、何度か受ける予定があるなら回数券がおすすめです。

しかも、3回分だけ買っておけば、あとから1回ずつ追加することもOK。

例:最初に3回分を購入 → 後日もう1回だけ追加購入 → 合計4回分で受験できる!

「全部で何回受けるか決めてない…」という人にも使いやすい仕組みです。

Vもぎは何回受ける?おすすめの受験回数とタイミング

Vもぎを受験中の中学生の様子

Vもぎを受けるにあたって、いつから・どのくらいの頻度で受けるのがいいのか、悩む人も多いですよね。

わが家の体験をふまえて、模試の時期と内容の関係、受け方のコツをご紹介します。

▷Vもぎを受ける回数やタイミングの前に、『そもそもいつから受けるべき?』と迷っている方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

V模擬はいつから受ける?
中3親が知っておきたい時期と申込の流れ【2026】

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模試の回数は「月1ペース+ラスト1回」がベスト!

塾では、Vもぎが“必須模試”として設定されていることが多く、私の勤める塾でも中3の9月~1月で7回ほど受験していました。
月に1〜2回のペースですね。

ただ、高校の学校説明会などと時期が重なり、スケジュールがハードで、正直「こんなに必要かな?」と思うことも。

特に9月〜11月の模試は、数学の「三平方の定理」などの未習内容がまだ模試に入っていないため、実力が正確に反映されにくい場合もあります。

そのため、12月・1月の模試が“本番に近い内容”であり特に重要

ラストの模試は1月第2週あたりで受けておくと、結果を最終確認しやすくおすすめです。

▶おすすめの受験ペース:

  • 9月〜1月の5ヶ月間で、月1回ペース(計5回)
  • 入試直前の1月に必ず、仕上げとして受験

無理なく実力を測るには、このくらいのペースがちょうどよかったと感じました。

Vもぎはどこで受ける?会場選びと申込方法

Vもぎ会場の教室の画像

模試は会場によって緊張感が変わるもの。

志望校の雰囲気を知る機会にもなるため、会場選びは意外と重要なポイントです。

Vもぎの会場一覧はどこで確認できる?

Vもぎの会場は、進学研究会の公式サイトやパンフレット、申込画面などで確認できます。

ただし、会場は毎回同じとは限らず、回によって使用される学校が変わることもあります。

そのため、「前回この会場だったから今回も」とできない場合もあるので、受験する回ごとに確認するのがおすすめです。

申込時に希望会場を選べても、必ずその会場で受けられるとは限りません。
当日の行き方や送迎を考えるときは、もぎ当日の9日前以降に「申込画面」で確定会場を確認してから準備しましょう。

塾経由で申し込む場合は、塾側で日程や会場を指定されることもあるため、事前に確認しておくと安心です。

塾からの申込と個人申込の違い|親はどっちを選ぶ?

塾経由で申し込む場合は、会場や日程を塾側が一括で管理してくれるため手続きがラクです。

ただし、会場の選択肢は限られる場合もあるので注意しましょう。

個人で申し込む場合は、希望する日程や会場を自由に選べます。

塾にしても個人にしても、満員の場合の会場変更がありえますので、最終的な会場確認は忘れずに。

「Vもぎはどこで受けるのがいい?」と迷う方は、志望校の会場を体験したいか、アクセスの便利さを重視するかで考えるとよいです。

模試会場は主に私立高校が使用されており、志望校の雰囲気を体感したいという目的で選ぶのもおすすめです。

ただし、休日の模試と平日の入試では交通事情が異なるため、通学経路の確認は過信しすぎないようにしましょう。

一方で、模試会場をあえて志望校とは別の場所にして、「知らない場所で受験する緊張感に慣れる」ことを重視するのもひとつの考え方。

どこで受けるかを工夫することで、より実戦的な練習になります。

▷志望校の雰囲気が気になる人は、見学の体験記も参考に

【体験記】
高校見学で見ておいてよかったこと・失敗したこと
学年別に解説!

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Vもぎ当日の流れと持ち物|親のサポート体験談

初めての模試では「親は一緒に行った方がいいの?」と迷う方も多いです。

基本は子どもだけで受験しますが、送迎や会場付近までの付き添いは、注意点を守れば可能です。
わが家でも送迎をした経験があります。

模試当日は、朝早くから始まり、昼過ぎまでかかる長丁場。

集中力が必要になるため、親のちょっとしたサポートが力になります。

スケジュールと注意点|朝早く集合、昼食はなし

試験当日スケジュールはこのようになっています。

Vもぎの時間割は、時期や模試の種類によって少し変わります。
6月・7月の都立もぎは社会と理科が各30分ですが、8月〜1月の都立そっくりもぎ/都立自校作成対策もぎでは、社会・理科も各50分になります。
そのため、後半の模試のほうが終了時間が遅くなる点に注意しましょう。

    Vもぎの試験当日スケジュール(6・7月)
    Vもぎの試験当日スケジュール(8~1月)

    受付は全ての期間で朝7時45分から始まります。

    8時20分から志望校カードの記入が始まり、回収後の8時40分から試験開始です。

    最後の教科が終了した後、順次解散となります。
    校舎を出てくる時間はその回や会場によって前後するため、迎えに行く場合は少し余裕を見ておくと安心です。

    Vもぎは昼休みがなく、午前中から昼過ぎまで一気に行われます。
    公式サイトでも、休み時間中に限り水筒などで水分補給は可能、お菓子や食事は不可と案内されています。
    そのため、当日は朝食をしっかり食べて行くことが大切です。

    わが家では、模試の日や本番の入試に備えて、ブドウ糖も持ち物として準備していました。
    ただし、Vもぎ当日の飲食ルールは会場の案内に従う必要があります。
    当日は朝食をしっかり食べ、必要な水分補給ができるよう水筒を持たせると安心です。

    車の送迎は禁止されている

    娘の模試では、友だちと一緒に親が送迎をしていたこともありました。

    ただし、会場周辺への車の乗り入れは禁止されているため、会場から離れたコインパーキングなどに停めて、そこから徒歩で送る必要があります。

    それでも、行きの電車の負担を減らせたり、帰り道にすぐ模試の見直しができたりと、送迎してよかったと感じる場面も多くありました。

    「模試をがんばるのは子ども。でも、せめて行き帰りくらいは快適に」

    そんな思いで、わが家なりにできる範囲のサポートを心がけていました。

    「Vもぎは親と一緒に行くべき?」という問いに対しては、基本は子どもだけで十分。

    ただ、送迎はサポートとして効果的でした。

    Vもぎ結果の見方と志望校判定の活用法

    模試を受けたら、結果をどう活かすかが超重要!

    A判定にこだわりすぎず、模試をうまく活用していきましょう。

    成績の推移をチェック

    大切なのは1回ごとの結果ではなく 成績の推移 です。

    特に10〜11月は、まだ中3の範囲がすべて終わっていないことが多く、実力が十分に反映されない時期。

    12月〜1月の模試こそ、本番に近い内容になるので、その時期の判定を重視するのがおすすめです。

    模試の判定は志望校選びの判断材料に

    Vもぎの判定は信頼性が高いとされており、特に12月や1月の模試でA判定以上が出ていれば、合格の可能性は十分あると言われます。

    逆に、最後までC判定以下だった場合は、受験校の見直しも視野に 入れたほうがいいかもしれません(特に都立一本で私立の併願がない場合)。

    模試の判定は「合否そのもの」ではありませんが、冷静に進路を考えるための大切な材料です。

    ▷判定結果を見て志望校選びに迷う場合はこちらの記事をどうぞ

    VもぎC判定でも迷わない!
    志望校の決め方と現実ライン【都立】

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    Vもぎ後の復習が成績アップのカギ!

    Vもぎの復習をしている中学生の様子

    模試のあと、復習が疎かになりがちですが、ここをしっかりやるかで伸びが全然違います!

    作文・英作文の添削結果をどう活かす?

    国語の200字作文や英語の英作文は、自分での採点が難しいため、模試で添削してもらえるのは貴重な機会です。

    返却された答案では、減点ポイントや採点の観点をしっかり確認しましょう。

    正答率で優先順位をつけて効率よく復習

    模試の結果には、各問題の正答率が記載されています。

    • 正答率50~80%以上の問題は「絶対に落とせない問題」
    • 正答率5~10%未満の問題は「落としてもOK、気にしない」

    正答率の低い難問を落としても気にせず、逆に正答率の高い問題は必ず取れるようにしておくのが鉄則。

    高校入試では、1問のミスが合否を左右することもあるため、「落としてはいけない問題」を確実に取る意識が大切です。

    模試は本番と違い、やり直しができる貴重な場。
    結果を受け止め、戦略を立て直すために、しっかり活用していきましょう!

    ▷模試で見えた苦手を克服するには、日々の家庭学習がカギ

    中学生におすすめの問題集・ワークは?
    教科書準拠から基礎固めまで元塾講師が解説

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    よくある質問|Vもぎに関するQ&A

    初めてのVもぎは、わからないことだらけ。

    「親はついて行ったほうがいい?」「昼食はどうする?」「何回受ければいい?」など、よくある質問をまとめました。

    Q1:Vもぎは親が一緒に行ったほうがいいですか?

    A:基本的には子どもだけで受験します。

    送迎はOKですが、会場周辺への車の乗り入れは禁止されているので、離れた場所に停めて徒歩で送るのがおすすめです。

    Q2:昼食は必要ですか?

    A:Vもぎは昼休みがなく、午前中〜昼過ぎまで一気に行われます。
    休み時間中の水分補給はできますが、お菓子や食事は不可と案内されています。

    当日は朝食をしっかり食べて行き、水筒を持たせておくと安心です。

    Q3:何回くらい受けるのが目安ですか?

    A:中3の9月〜1月で月1回ペース(計5回程度)が理想です。

    特に12月・1月の模試は本番レベルに近く、最終確認の機会として重要です。

    Q4:結果はいつ出ますか?どこで確認できますか?

    A:結果は受験から約1週間後、進学研究会のマイページで確認できます。

    Q5:判定が悪かったときはどうすればいいですか?

    A:1回の結果で落ち込まず、成績の推移を重視しましょう。

    正答率を見て「落とせない問題」を重点的に復習するのがおすすめです。

    Q6:V模擬・ブイ模擬との違いはありますか?

    A:どれも同じ模試を指します。

    現在は主催元(進学研究会)が「Vもぎ」表記を使用しており、この記事もそれに統一しています。

    ▷これから初めてVもぎを受ける方は、受験時期や申し込みの流れを先に確認しておくと安心です。

    V模擬はいつから受ける?
    中3親が知っておきたい時期と申込の流れ【2026】

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    まとめ|模試は“練習試合”!判定に一喜一憂しすぎず活用を

    Vもぎを受けるときのポイントは以下の通りです。

    ポイント

    • 受ける目的:自分の実力を知り、入試本番のシミュレーションをするため
    • 受験回数:9月〜1月に月1回+直前の仕上げで計5回程度が目安
    • 会場選び:「志望校でのテストを体験」か「アクセスの便利さ」のどちらかで判断
    • 親の付き添い:基本は不要だが、送迎や待機などサポートは可能
    • 当日の流れ:朝早く集合し昼食時間はなし。朝食をしっかり食べ、水筒などを準備しておくと安心
    • 結果の見方:判定に一喜一憂せず、成績の推移や正答率を重視する
    • 復習の重要性:作文や英作文の添削、正答率の高い問題の取りこぼしチェックがカギ

    Vもぎは「練習試合」。

    判定そのものよりも、経験を積んで戦略を立て直すための機会として活用するのが一番大切です。

    合わせて使えるチェックシート

    Vもぎは、点数や判定を見るだけでなく、「今の勉強の進め方でいいのか」を見直すきっかけにもなります。

    Vもぎの結果を見ると、「このまま今の塾で大丈夫かな」と不安になることもあるかもしれません。

    ただ、中3の秋以降は、積極的に転塾を考えるというより、今の塾に何を相談するか、家庭で何を確認するかを整理する時期です。

    塾側・家庭側・子ども側のどこに気になる点があるのかを分けて考えられるチェックシートを作りました。

    判定結果ごとに「次にやること」までまとめています。

    →【今の塾、続ける?変える?転塾前チェックシート】(500円)

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    藤井りょうこ

    2人の子どもを育てた経験と、元塾講師・大手学習塾勤務で培った知識を活かして情報発信中。 のべ300人以上を個別指導し、わが子2人も偏差値60台の都立高校に合格。 がんばりすぎずに成果を出す、親子の勉強サポート術をお届けします。