家庭学習

【定期テスト前の親の関わり方】“怒らず・責めず”で成績UP!塾講師ママが伝える効果的サポート法

塾に頼るだけじゃ無理!家庭でできる成績アップの工夫

うちの子、テスト前なのにスマホばっかり見てて全然勉強しないの…

塾に行かせたほうがいいのかな…

定期テスト前、勉強しない我が子を見てイライラしている方、多いのではないでしょうか?

「子どもがやらない…」「つい怒ってしまう…」と悩む方も多いはず。

でも、やらせようとするよりも「やれる環境」を整えることで、子どもは変わります。

私は塾講師として10年以上働き、 自分の子ども2人も都立高校に進学しました。

その経験から、親ができる“本当に効果のある関わり方を紹介します!

机の上にノートやテキストが置いてある画像

成績UPの鍵は「日々の積み重ね」

定期テストで成果を出すには、テスト前の行動だけではなく、普段からの積み重ねが大切です。

成績が伸びる子の“普段の積み重ね”とは?

テスト前になって慌てて勉強を始めても、成果は出にくいもの。 特に中間で5教科、期末で9教科もある中学生。

それを1〜2週間で詰め込もうとしても無理があります

部活や習い事で忙しくても、 普段から授業・宿題・ワークをしっかりやっている子が強い!

塾頼みは危険です。 テスト対策の時間は補助的なもの。 「塾に任せたから大丈夫」では、伸びません

塾で「自習に来てください」と言われても、 ただ塾に行くだけで実際には指導されないことも多い。 結局、自分でやる意思がないと成果にはつながらないのです。

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親の出番!“環境づくり”で子どもは変わる

親ができることは、勉強をやらせることではなく「やりやすい環境」を整えること。 これだけで子どもの行動は変わります!

テスト勉強は“見える化”が命!

膨大なテスト範囲や課題、子ども一人では把握しきれないことも。

親が手伝えるのは「やることを見える化」すること

おすすめは、カレンダーの裏紙や大きめの紙に、 各教科ごとの範囲・ワークのページを書き出すこと。

もし塾や市販のワークがあれば、その範囲もメモ。

やることが“見える”と、 「あとどれくらい」「どこをやればいい」が分かって取り組みやすい✨

子どもは範囲すら把握していない場合もあります。 だからこそ、親のサポートで迷わず進める環境が大切!

やった内容のチェック方法

子どもがやった範囲を、 表にして「線を引いて消す」「色を塗る」などで見える形に

これだけで達成感&進捗がわかりやすくなります。

内容の出来まで見なくてOK! 「字が汚い」「間違いだらけ」はNGワード⚡️

モチベーションを下げず、やる気を支える“見守りチェック”が効果的です。

親の声かけ例

  • 「ここまでできたね、すごい!」
  • 「やりやすい教科から始めてみようか?」
  • 「まずこのページだけ終わらせよう!」

やり終えたことを褒め、プレッシャーをかけず軽く声をかける。

しつこく言わず、「できたらまた見せてね〜」くらいの距離感がちょうどいいです。

兄妹で全然違う!性格別サポート法

子どもの性格によって、親の関わり方も工夫が必要です。

兄と妹で性格も全く違うから、同じやり方は通用しないのよね…

男の子あるある💥

  • テスト範囲を把握していないことも…!
  • 反抗期なら母親の言うことはまず聞かない💦
  • 塾に全任せは危険。塾も“やる気ゼロ”の子を動かすのは難しい

塾に通わせているだけで安心せず、 最低限「ちゃんとやっているか」の確認は必要です。

塾に自習に行っているはずが、友達と喋って時間が過ぎている…というのもよくある話

とはいえ、あまりうるさく言うと逆効果。 「サラッと声かけ+塾の様子を先生に電話確認」がおすすめ

塾の先生に「様子を教えてください」と伝えるだけで、 先生側も「この家庭は気にかけてくれている」と意識して対応してくれます✨

(※あまりに強く言いすぎると“うるさい親”扱いされるので注意!

女の子あるある🍒

  • 真面目だけど、要領が悪い子も多い!
  • 自分で進められるが、つまらない部分に時間をかけすぎることも

女の子は親の干渉をそれほど嫌がらないことが多いので、 丸つけや付箋貼りで効率よくサポート。

ただし、「言うことを聞くから」といって、 ガミガミ言ったり嫌味を言うのはNG

親ができるテスト前のミス防止…そこまでする?

机の上のノートやテキストの画像

ちょっとした工夫で防げるミスもたくさんあります!

よくあるミスと対策

  • 学校に教科書やワークを置きっぱなし(=置き勉) → テスト勉強に必要なものを持ち帰らせるよう声かけ!
  • 夜ふかし・寝不足 → お風呂が長い・SNSをだらだら見ている等、 スマホを取り上げなくても「寝られる環境」を作ってあげる🛌

親の本音と現実:「そこまでするの?」に思うこと

「中学生なんだから自分でやってほしい」「親も忙しい」

もちろんその気持ち、よくわかります。 でも、今の子どもたちは昔よりも幼く、情報や刺激が多すぎる時代

その中で勉強に集中するのは、実はとても難しいんです。

授業の時間も昔より短くなり、「自分でやる力」がますます求められる今

だからこそ、親が「タスクを整理して、やりやすくする力」を育ててあげることが大切

そして、それが身につけば、子どもは自力でやれるようになります。

やる気が出るのを待つのではなく、 「まずはできることをやらせる」ことで自然と動き出すことも。

ちなみに、高校受験に向けては「内申点を取らないと厳しい」という現実を早めに伝えることも、 定期テストへのモチベーションにつながります!

まとめ:親は“環境を整える伴走者”でOK✨

怒らず、責めず、でも“やりやすい道筋”を示してあげる

それだけで、子どもは変わります。

忙しいママでも、ちょっとのサポートで大きな力に🍒

Cherry221Blogでは「家庭学習×家事時短」の工夫も紹介中! ぜひそちらもチェックしてください♪

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ryoko221

家事・育児の効率化をテーマに、暮らしをラクにするアイデアを発信中。 主婦ライターとして教育・子育て分野でも執筆しており、実体験にもとづいたレビューが得意です。

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