
中学生の子どもが塾に行ってるんだけど、学校の成績が全然ダメなの
行ってる意味あるのかな…
「塾に通っているのに成績が上がらない…」
「そもそも塾に通わせる余裕がない…」
そんな悩みを持つご家庭は意外と多いもの。
でも実は、塾に頼らず、家庭学習だけで高校受験を乗り越えることは可能なんです!
私は塾講師として中学生を10年以上見てきましたが、 自分の子どもたちには「塾に行かない選択」をとり、家庭学習で都立高校に合格させました。
この記事では、
- 塾に行っても伸びない理由
- 勉強嫌いな子でも取り組める家庭学習の工夫
- 忙しい親でもできる“見守り型サポート”のヒント
を中心に、実体験をもとにまとめています。

【なぜ?】塾に通っても成績が上がらない3つの原因
「塾に行かせてるのに成績が変わらない…」 そんなケース、実は少なくありません。
① 時間がとられすぎて疲れてしまう
塾は決まった曜日・時間に通う必要があるため、 部活や学校行事と重なってしまうと、子どもが疲れ切って集中できないことも。
② 費用がかかりすぎる
授業料だけでなく、管理費や教材費も加わると、月謝は思った以上に高額に…!
③ 「やった気分」で終わってしまう
塾に行くだけで満足してしまい、家での復習をしないままになってしまうと、成績にはつながりません。
▷くわしくはこちら
-
-
「塾に行ってるのに成績が上がらない中学生」7つの原因と親の見直しポイント
続きを見る
家庭学習を成功させるための3つのポイント

塾に行かなくても、家庭学習で成績を上げることは十分可能です。
ただし、そのためには“ちょっとした親の工夫”がカギになります。
学習環境を整える
- リビングや静かな場所に「勉強スペース」を作る
- テレビを消して集中できる雰囲気にする
- 勉強中は親も近くで読書や作業をして「見守り」スタイルに
「自分だけやらされてる感」を減らすことがポイントです。
▷こちらの記事も参考に
-
-
「勉強できない…」中学生に悩む親へ。リビング学習で変わる“家庭サポート”のコツ7選
続きを見る
自立を促す声かけをする
「教えてあげる」ではなく、「自分で調べる・考える」をサポートする声かけが効果的です。
- 「それ、教科書のどこに書いてあるか探してみようか」
- 「YouTubeの解説動画で見てみる?」
- 「先生に聞いてみたら?」
「答えを出す」より「やり方を導く」ことを意識しましょう。
▷定期テスト前の親の関わり方はこちら
-
-
【定期テスト前】“やる気ゼロ”な中学生に親ができる声かけ&環境づくり7選
続きを見る
③ 親の“かかわりすぎない見守り”が効く
中学生になると、親の干渉を嫌がる子も増えてきます。 だからこそ、
- やることをそっと横で確認する
- 時には放っておいて、でも見ていることを伝える
この「ちょうどいい距離感」が、子どもに安心感を与えます。
💡 無理に勉強を教える必要はありません。
忙しい中でも、親の“寄り添う姿勢”が一番のサポートになります。
家事を少しラクにして、そばにいてあげられる時間をつくってみるのもおすすめです。
▷時短家事アイデアについてはこちらの記事もどうぞ
-
-
タスクを分けて、並べて、ゆとり時間をつくる。「分散術」で乗り切る私の毎日
続きを見る
家庭学習の継続には「小さな習慣」から

塾に頼らない家庭学習の最大のポイントは、「少しずつ続ける」こと。
最初から完璧を目指すのではなく、
- 1日10分のワーク
- 宿題を横で見守る
- 終わったら「がんばったね」と一言声をかける
こんな小さな習慣の積み重ねが、やがて大きな力になります。
成績アップは、「特別な勉強法」より「地道な家庭のサポート」から。
あなたの“見守り力”、もっと信じてみてください
この記事が、「塾なしでやっていけるかな?」と不安に思っている方の背中をそっと押せたら嬉しいです。